掃除をするときは掃除機を使いますが、掃除機を上手く使いこなせていますか?
最近の掃除機は高性能で吸引力もスゴいですよね。しかし、9割以上の人は上手く掃除機を使いこなせていません。
せっかくの高性能な掃除機を間違った使い方をしているともったいないです。
ではなぜ9割以上の人は掃除機を間違った使い方をしているのでしょうか?
それはテレビの影響です。テレビが間違った使い方で掃除機の性能(吸引力)を紹介しているからです。
掃除機の上手な使い方
上手ではない掃除機のかけ方
掃除機をかけるときはどうしていますか?
おそらく掃除機を使う人は誰もがブラシを前後に動かします。基本ですよね。
そしてあんまりゴミが吸い取れていないように感じると、こするようブラシを前後させます。
あとよくやるのが、カーペットに掃除機をかけるときに、カーペットの奥のゴミやハウスダストを少しでも多く吸引しようとしてゆっくりとブラシを前に進めます。
しかし、これが上手ではない掃除機のかけ方なんです。
この間違った掃除機のかけ方が定着したのは、テレビの影響です。
テレビで1度は見たことがあるあの場面。
新しい掃除機が発売されたときやテレビショッピングなどで掃除機を紹介するときに、絨毯やカーペットに白い粉や細かいゴミをばらまいたところに掃除機のブラシを押しながら吸い取っていく様子を見たことがあるはずです。
あの様子を見たらあのやり方が一番いいと思い込むのは当然です。
そしてほとんどの人が掃除機の間違った使い方を頭にすり込まれてしまったのです。
9割以上の人が知らない上手な掃除機のかけ方
上手な掃除機のかけ方とは、ブラシをゆっくり前後に動かします。
スピードは前後1往復を2〜3秒かけて動かします。そしてこのときに大事なことは力を入れないということです。
ゆっくりと軽く動かすようにしてください。
さらにもっと大事なことがあります。
それは、ブラシを前に押し出すときよりも手前に引くときに最もゴミやハウスダストが取れるんです。
その理由は、掃除機のブラシが関係しています。
最近の掃除機はブラシの部分が回転ブラシになっていて、その回転ブラシがゴミをかき出すわけですが、回転ブラシを手前に引くことによってゴミをかき出す力がさらに発揮できるようになるためなんです。
掃除機を動かすイメージとしては狭い「Z」を書くようにブラシを動かします。
ゆっくり前に押し出して、さらにゆっくり意識しながら手前に引いてください。
ハウスダストアレルギーを軽減
いくら掃除機をかけてもくしゃみ、鼻水、鼻づまりがおさまらずに、いつも辛い症状を我慢するのは憂鬱ですよね。
これから上手な掃除機のかけ方を実践していけば、今までなかなか軽減できなかったハウスダストアレルギーが軽減するかもしれません。
とくにお子さんのいる方はこの上手な掃除機のかけ方をおすすめします。
畳とフローリングは目に沿って掃除機をかけてください。


そして、できれば畳とフローリングに掃除機をかけるときは掃除機を持ちながらかけることをおすすめします。
畳やフローリングでは掃除機から出る排気がゴミやハウスダストを巻き上げてしまうためです。
まとめ
意外にも多くの人は掃除機の性能をフルに活用せずに使っています。というか、上手な使い方を教えてもらったことがありませんからね。
しかし、ここで正しい掃除機のかけかたを覚えたあなたは、これからは上手く掃除機をかけることができると思います。
さっそく次回のお掃除のときから試してください。