鶏肉の部位の特徴を知ると料理を悩まず簡単に作れます

アイキャッチ

鶏肉の部位でお馴染みな部位と言えば、「モモ」と「ムネ」「手羽」ですよね。

しかし鶏肉には他にも部位があります。

鶏肉の部位の名前は何となく名前は知っているけど、とくに気にすることなく食べていることも多いはずです。

この鶏肉の部位と部位にはそれぞれ特徴があるので、それぞれの部位の特徴を知ると料理を悩まず簡単に美味しく作れます。

鶏肉の部位の特徴を知る

鶏肉

鶏モモ肉

モモ肉

①:鶏モモ肉

鶏モモ肉と言えば鶏肉の代表格ですよね。おそらく鶏肉の中でも最もよく食べられている部位だと思います。

部位としては、モモの付け根から足までの部分です。

肉質は、「モモ」という部位で赤みがあり筋肉質であるために、ある程度の歯ごたえがあります。とくに地鶏になると歯ごたえが増し増す。

人によってはこの「歯ごたえ」を「カタい」と感じる人もいます。そして筋肉質の中にほどよく脂肪分が入っています。

アイキャッチ「ブロイラー」「地鶏」「銘柄鶏」何が違うか知っていますか?

味はコクがあり皮にも美味しさがあります。一般的に好まれる味で、鶏肉の味と言えばモモ肉の味を思い浮かべる人が多いと思います。

味にコクがあるのは筋肉質の中に適度な脂肪分が入っていて、皮の部分にも脂分があるためです。

鶏モモ肉は上の写真のようにトレーにのって売られていて、その売られている鶏モモ肉は骨がついていません。

本来は骨が付いています。「骨付きモモ肉」として売られていますよね。クリスマスに骨付きモモ肉のローストを食べたりします。

そして骨が付いていない状態で売られているモモ肉を「正肉(しょうにく)」と言います。モモ肉に骨が付いていない状態を「モモ正肉(モモ正)」と言います。

正肉とは
骨や余分な脂身などを取り除いた鶏肉です。

この鶏モモ肉の特徴で忘れてはいけないのが、鶏モモ肉をつかった美味しい料理がたくさんあることです。

鶏モモ肉は筋肉質である程度の歯ごたえがあるにも関わらず、どんな料理にも向いています。

しかも調理をする上であまり失敗しにくい鶏肉です。言い換えれば、調理しても肉がカタくなりにくいということです。

揚げても、焼いても、蒸しても美味しく食べることができます。つまり鶏料理を作る上で万能な鶏肉と言っも過言ではありません。

唐揚げ
ソテー
チキン南蛮
アイキャッチ唐揚げを柔らかく揚げる方法【誰でもできる簡単なコツ】
鶏モモ肉
(5.0)
柔らかさ
(4.0)
使いやすさ
(5.0)
総合評価
(5.0)

鶏胸肉(鶏ムネ肉)

ムネ肉

②:鶏胸肉(鶏ムネ肉)

鶏ムネ肉は鶏モモ肉の次に馴染みのある鶏肉だと思います。鶏モモ肉よりも安価です。

部位としては、文字通り胸の部分でよく動かす部位です。

スーパーへ鶏肉を買いに行くとほとんどの場合、モモ肉の隣にムネ肉が並んでいます。

肉質としては、色はモモ肉と比べると赤みはなく薄いピンクで白っぽい色をしています。そして脂身はなく淡泊な味です。

ムネ肉をみるとわかりますが、肉に厚みがあります。そしてモモ肉とは違い肉の繊維の線を確認することができます。

味はあっさりとして淡泊な味です。モモ肉のようなコクはありません。

料理での鶏ムネ肉は、鶏モモ肉と同じような料理はほとんどできますが、鶏ムネ肉があまり向いていない料理があります。それが煮込み料理です。

鶏ムネ肉はしっかりとした肉の繊維があります。これが鶏ムネ肉の短所なんです。

鶏ムネ肉は火を入れすぎると肉がカタくなりパサパサになってしまします。これが煮込み料理に向いていない理由です。

つまり鶏ムネ肉は長い時間火を入れると肉がカタくなってパサパサになるということを覚えておかなければなりません。

逆を言えば、鶏ムネ肉は「長い時間火を入れない」ということを守れば美味しい料理を作ることができるということです。

唐揚げ02
チキンサラダ
チキンカツ
鶏胸肉
(4.5)
柔らかさ
(4.0)
使いやすさ
(4.0)
総合評価
(4.5)

鶏ササミ肉

ササミ

③:鶏ササミ肉

鶏ササミ肉の名前の由来は、肉の形が「笹の葉」に似ていることからこの名前が付きました。

肉質は鶏ムネ肉に似ています。そして鶏ササミ肉は鶏肉の中で最も脂肪分が少ない肉なので、尚且つ鶏ササミ肉や鶏ムネ肉は高タンパク低カロリーなのでダイエット食材として人気があります。

料理としての鶏ササミ肉は鶏ムネ肉とほぼ同じと言ってもいいです。要するに同じ料理をササミ肉で作るかムネ肉で作るかの違いです。

ササミ肉の場合は肉の真ん中に太い筋があるのでそれを取ってから調理するわけですが、ササミ肉1本の大きさがちょうどいい大きさなので、ササミ肉を切らずに形をそのまま生かして調理できます。

サラダチキン
炒め物
ササミカツ
鶏ササミ肉
(5.0)
柔らかさ
(4.0)
使いやすさ
(4.0)
総合評価
(4.0)

手羽元

手羽元

④:手羽元

手羽元はおすすめの部位です。

肉質は脂身が少なく柔らかめで、味はあっさりとして淡泊です。

料理としての手羽元は、ほとんどが煮込みかフライドチキン、あぶり焼きだと思います。その中でも手羽元使った料理でおすすめする料理は煮込み系の料理です。

手羽元を煮込み系の料理にすすめる理由は、手羽元は骨付きでそこがポイントだからです。

骨があるということは骨から美味しい出汁が出てくるということです。そしてこの美味しい出汁を活用できるのが煮込み料理なんです(ラーメンのスープも豚や鶏の骨から作っています)

またその骨には軟骨も付いていて、コラーゲンが豊富に含まれています(コラーゲンは肌にいいですよね)

手羽元を45分ほど煮込めば軟骨を食べれるかたさになります。

煮込み料理はいろんな味で楽しめるのもいいです。醤油ベースの味やカレーにしたりトマト煮にしたりシチューにしたりいろんな味で楽しめます。


  • 安価
  • 骨付き
  • 美味しい
  • 肌にいい

手羽元はコスパ最強です。

注意

手羽元は太い骨が入っているのでフライドチキン(揚げ物)にする場合は注意が必要です。

太い骨があるのでなかなか火が通りづらくなります。食べてみると骨の周りに血が浮いていたりすることがあります。

手羽元を揚げる場合は注意してください。

煮込み
チキンカレー
あぶり焼き
手羽元
(5.0)
柔らかさ
(5.0)
使いやすさ
(5.0)
総合評価
(5.0)

手羽先(手羽中)

手羽先

⑤:手羽先

手羽先も人気がある部位ですね。ご当地の名物にもなっていますし。

肉質は柔らかく、手羽元同様にコラーゲンを豊富に含んでいます。

手羽先も手羽元も煮込むと冷めた煮汁がどろどろと固まります。それだけコラーゲン(ゼラチン質)が豊富だということです。

料理としての手羽先は主に揚げ物と煮込み料理が多いですね。

手羽先は手羽元と違い中に入っている骨が細いので、揚げても中までしっかりと火が入りやすいです。


「手羽先」と「手羽中」って聞いたことがあると思いますが、この2つの違いはおわかりでしょういか。

一般的にこちらが「手羽先」と言われています。

手羽先

そしてこちらが「手羽中」です。

手羽中

実は「手羽中」は「手羽先」の一部なんです。

手羽先カット

手羽中は唐揚げにして食べたり煮物にしたりできます。手羽中にちょっと一手間をかけると「チューリップ」になります。

手羽先
手羽中
手羽先
手羽先
(5.0)
柔らかさ
(5.0)
使いやすさ
(4.5)
総合評価
(4.5)

まとめ

部位によって肉質が違うので、部位の特徴を知ることで、その部位に合った料理を作ることができます。

  1. 鶏モモ肉:ほとんどの料理に使える万能な部位です。
  2. 鶏ムネ肉:脂肪分が少ないので火の入れすぎでカタくなってしまう。
  3. 鶏ササミ肉:ムネ肉と同様の使い方ができる。鶏肉の部位の中で1番脂肪分が少ない。
  4. 手羽元:コスパ最強の部位。とくに煮込み料理がおすすめ。
  5. 手羽先(手羽中):コラーゲン豊富で柔らかく唐揚げが人気の部位。

部位の特徴やその部位に合った料理を知っていると、料理を悩まず簡単に美味しく作れるのでどんどん料理の腕が上がります。

これからも美味しい鶏肉料理を作ってください。

アイキャッチ豚肉の部位を使い分けると料理がもっと美味しくなります